ヨーロッパ発 レアモノ古着屋 DANKEMAN - 欧州の企業モノ古着、作業着、スポーツ古着、等が中心のオンラインショップ

ヨーロッパで見つけたレアな古着、アレな古着のオンラインショップ、DANKEMANのブログ。メインは企業モノ、各国地域モノ、作業着。欧州を中心として、世界の企業モノ古着、世界の郵便モノ古着、世界の鉄道モノ古着等を取り扱っております。

発送一時停止のお知らせ 7月3日~7月21日

こんにちは、DANKEMANです。

 
申し訳ありませんが7月3日~7月21日まで発送作業を一時停止いたします。
その間にしていただいたご注文はとり置き後、7月22日以降の発送となりますので予めご了承ください。
 
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
 
古着屋 DANKEMAN

~企業物古着を通して世界を知る~ ロートハウス ピルス タンネンツェプフレ Rothaus Pils Tannenzäpfle ドイツのビール スウェット 白 サイズ表示XXL(日本サイズと概ね一致)企業物古着

ドイツのビールのラベルがプリントされたスウェットが可愛すぎるだと?

これは裏面のプリント。
 

ドイツ語の単語ってのが長すぎてぜんぜんタイトルに入りませんでしたが、ロートハウス ピルス タンネンツェプフレ Rothaus Pils Tannenzäpfle というビールのスウェットでございます。語順としては、キリン 生ビール 一番搾り、ってな具合です。

 
表はこんな感じのメーカーのロゴ。
本家本元のサイトはこちら
 
私DANKEMAN、酒はそんなに飲むほうではないのでこのビールのこと、知りませんでした。
 
しかしドイツではけっこう有名なビールのようです。
 
まあしかしこの女の子?の佇まい。キュビズムってやつですか、このカクカクとした感じは。
 
顔は笑っているのでしょうけども、なんかちょっとドイツの深い森の暗澹たる雰囲気が刺さってくる気がしますが気のせいでしょうか。
 
これだけデザイン性に優れたスウェットはなかなか見られませんな。
 
もうそろそろスウェットって感じの季節でもないのかもしれませんが、北海道や高地等の寒冷地にお住まいのビールフリークの御賢兄、いかがでしょうか?
 
XXLとちょっとでかめ。状態はよいです。
 
詳細はこちらBASE商品ページよりご確認くださいませ。
 

~企業物古着を通して世界を知る~ セブンイレブン ポロシャツ 北欧のスウェーデン、ノルウェー、デンマークのどれか店舗バージョン スウェーデンデザイン

北欧にも我らがセブンイレブンの店舗があって、そこの従業員用ポロシャツ、スウェーデンデザインでかっけぇのが入荷しただと?

 


言わずと知れた我らがセブンイレブン
 
今や国内で約2万店舗、国外の店舗を合わせるとなんと68,000店(2019年3月末現在)にものぼるという、超巨大コンビニチェーン。
 
世界のどこに行っても大体の確率で遭遇し、またかよ感を抱かせる存在であるあのマクドナルドでさえ、世界で約30,000店だそうですから、このわずかな量の記述だけでセブンの凄まじさがひしひしと感じられます。
 
日本国民でセブンイレブンを使ったことない人なんてほとんどいないのではないでしょうか。
 
わたしはポプラしか使わないからねぇ、という方もおられるかと思いますが、それは稀有なマイノリティー。でもセブンで売ってないお菓子など欲しさに入ることはあります、ポプラ。
 
一昔前は、セブン・イレブン・いい気分 などと謳っていた時代はどこへ。近頃では強者・王者たる風格を纏い、我々の行く先々で縁起のよい  を季節と時間帯問わず誇示します。そしてつい、100円コーヒーを買ってからのタバコで一服、っていう至福の時間を手に入れてしまうのです。いつもありがとうセブンアンドアイホールディングス!
 
で、セブンアンドアイがどの程度経営に首突っ込んでいるかはよく分かりませんが、ヨーロッパでもノルウェースウェーデンデンマークの3カ国で店舗展開をしております。この地域では全部で400店程度なので、万単位で店があるセブンからするとまあ、あってもなくてもいいような数です。もしかしてこれらはヨーロッパ進出のためのパイロット店なのでしょうか?
 
日本で成功したからといって、海の向こうでも同じような結果が出るとは限らない。これは元近鉄バッファローズの中村紀選手が体を張って残してくれた教訓。国、地域、文化が違えば、戦い方も変えなくてはならないのです。
 
そこはさすが大企業、北欧なら北欧での戦い方がある。ということで広告もだいぶ日本のセブンのイメージとは毛色が違います。
 
パッと見、これがセブンイレブンのCMだと思う方ってのはあまりいないのではないでしょうか。
 
ラスト5秒くらいでやっとセブンのロゴが現れ、ようやく広告主とその趣旨を理解するに至ります。
 
要は、ノルウェークラミジアの感染率がヨーロッパの中でも最高レベルだから、コンドームで感染予防しましょう。コンドームはセブンで売ってます、ってこと。
 
ノルウェーってクラミジア率が高かった、というノルウェーに関係しない大多数の邦人にはほぼほぼスルーでいい情報ですが、統計が出ているわけでもないので具体的には分かりません。
 
しかしこの広告ではそういうお堅い統計情報なんて割とどうでもよくてですね、かなり強烈なインパクトが残るわけです。
 
割と金がかかっていそうな滑らかなカメラワークからのクラミジア情報。なんていうか、こういう風な持って行きかたが洒落ているって言うか、ひねくれてるって言うか。両方ですな。
 
このゴリゴリの婉曲が、体の回転をきれいに乗せた右ボディのごとく刺さりました。
 
まあ確かにセブンにはコンドーム売ってますけど。それ言うために撮影クルーはどれだけの距離を移動したのでしょう。
 
キューピーマヨネーズのCMとかも最初はなんだか分からんけど、っていう少し似た印象ですね。
 
てなわけでで北欧センスに寄せたであろうイメージ戦略でやってるセブン北欧部門ですが、そこの制服はどんな感じなのでしょう。
 
おお、たしかにセブンイレブンです。栄光の 7 をそこに持ってくるの感じいいですね。
 
そしてなんでしょうかこのタグに書いてある小さい文字は・・・ということで調べてみましたところ、
Ted Bernhardtz 
主に企業の制服デザインなどを手がけるスウェーデンの会社で、最近ではスカンジナビア航空 SASの新たな制服もこの会社が製作に携わっているとのこと
 
企業の制服とか作業着のデザイン会社なんてのがあるんですな。この Ted なんとかってのがスウェーデンの会社なので、このポロはスウェーデンのものである確率が高まりました。一方でクラミジア予防のため、ゴムを買いにきた人たちのお会計を担当したスタッフ、が着ていたものではない可能性は低下しました。
 
しかしながら上記のスカンジナビア航空も、デンマークスウェーデンノルウェー三カ国の共同運営だそうで、スウェーデンの会社が手がけたものをノルウェー、またはデンマークで使っていたとしても何ら不思議ではありませんので、まあこの3ヵ国のどれか、というのはかわらずです。1ゲーム差くらいはついてスウェーデンが首位、ってな具合でしょうか。
 
このポロは仔細に見ますと、ステッチがセブンのカラーだったり、
かなりかわいいのです。
 
裏面こんな感じ。
製造年月は2018年1月ということで、まだ割と新しいですね。
 
素材は綿60%のポリエステル40%、作業性を意識し速乾機能を訴求した結果…まあその辺はどうでもいいですかね。
 
かくいう私も、3週間ほどだけセブンイレブン某店でバイトしていたことがありました。
そのときは一つ前の紫とピンクみたいな制服だったのですが、現行の緑色の制服より前のほうがよっぽどマシだと思うのは私だけでしょうか? 今のほんとーにこころからダッセェっす。
 
もちろんコンビニの制服なんてかっこよくなくてもいいんですが、どうせならかっこいいに越したことはありません。
 
これを着用し日本のセブンイレブンに入店するのは、恥ずかしいどころかむしろドヤ顔になりましょう。
 
まあ、店員さんは好きで着てるわけじゃないので、どーでもよいかもしれませんけども。
 
サイズ感はおおよそ、M~Lの間くらいです。使用感それほどではなく、まだまだいけます。
詳しくはBASE商品ページにてご確認くださいませ。
 

~企業物古着を通して世界を知る~ イエーガーマイスター 2015年ハロウィンゾンビイベント 未使用品

イエーガーマイスター 2015年ハロウィンゾンビイベント販促品 両面プリントTシャツ 未使用タグ付き サイズ表示M(日本サイズL相当)珍品

 
ドイツの養命酒、とも言われるイエーガーマイスター
 
 
むしろ養命酒が、日本のイエーガーマイスターでは? そんな風に言ってみたくなるほど、存在感のあるリキュール。
 
仮に、あくまで仮にですが養命酒VSイエーガーマイスターが対決したとして、養命酒が勝っているところって何でしょうか。
 
おそらく、薬膳酒としての効能、中年以上の認知度、支持率等。一方、うまさ、かっこよさ、免税店にある、等イエーガーマイスター養命酒に勝っているところの方が多いような気がします。
しかし数秒考えると分かりますが、ターゲットが全く違いました。養命酒を買うのはドラッグストアとか薬局、イエーガーマイスターは酒屋。養命酒はカクテルに使われたりはしません。いや、使うんですかね…? 使うんですか?
 
養命酒は音楽で言うと演歌、イエーガーマイスターはなんだかちょっとクセがあるけどスタイリッシュなハウスミュージック。ってな具合でしょうか。美化しすぎかな…。
 
そんな不毛な脳内対決のことはさておき、私DANKEMANの主宰者、酒には強くないのであまり飲みません。アジア人特有のアセトアルデヒドを持たない体質なのでしょう。せっかくヨーロッパに住んでいるというのに酒をほとんど飲まないなんて、損をしているんじゃないかと思うときもありますが、飲めないので仕方ない、むしろビール一杯でもう酔えるので非常にお財布にやさしい体でありがたいのかもしれません。
 
酒飲めねえくせにイエーガーマイスターのことを語るなよ背伸びしてんじゃねえよ死ねよ、と思われる当ブログの読者賢兄もいらっしゃることと存じますが、もちろん飲んだことはあります。
養命酒よりも圧倒的に、うまい! なんか甘くて苦くて色々入ってそう(56種類の色々な原料のハーモニーです)! そしてボトルがかっこよい! MA-1の緑とオレンジのカラーリングってイエーガーマイスターパクってるだろ!
 
と、まあ酒についての話はこれくらいにして。要はドイツの、面白い味のするリキュール、ってことですな。
 
そんなイエーガーマイスターはF-1のスポンサーになったりと、広告、販促には力を入れております。
私はF-1といえば漫☆画太郎先生のFの1くらいしか思いつかないくらい疎いんですが、F-1のスポンサー料ってめちゃくちゃ高額でしょうから、儲かっていらっしゃるのでしょう。
 
イエーガーマイスターのレーシングカーはオレンジを前面に出した大胆なカラーリング。ブランドカラーってのは大事ですよね。コカコーラの赤、ポカリの青、養命酒の…養命酒のジャケって何色でしたっけ?
 
なんか、気付いたら養命酒のことばっかり考えてしまっている私ですが、今回の商品を見てみましょう。
 
 
このTシャツは2015年のハロウィン商戦時、イエーガーマイスターSNS上でのゾンビイベントに合わせに約4,000パック限定で生産されたセットの1部。2ケース、12本も買わないとこのパックは手に入りませんでした。12本て。
 
ハロウィンといえばオレンジ色というところに合わせた、上手いことやっているマーケティング。ハロウィン、ゾンビ、イエーガーマイスター、そこにあるのはただただ整合性。
 
(心の声)「上手いマーケティングといえば、養命酒だって腹巻キャンペーンやったりと負けてない!」
 
イベントへの参加自体はトゥイッターや顔本ことフェイスブックを通し簡単に行えたようで、£500、ストックホルムへの旅行など、まあまあの豪華商品目当てにせっせとゾンビに扮する、イギリスの紳士淑女たちのほほえましい姿が目に浮かびますね。
 
 
このようなタグが付いていますので未使用と思われます。もうやってないイベントですが表記の指示に従うかは購入者の自由意志に基づきます。
 
裏面はこんな感じ。写真が暗くなってしまいましたが細かい血痕プリントが随所に施されております。
全体的にかなり派手な感じになっており、インパクト抜群。
 
(心の声)「ドイツの鹿なんて養命酒のジャケのドラゴンに比べたらトラに睨まれた狐、いや狐に睨まれたねずみ、いやねずみに睨まれた芋虫、いや芋虫に睨まれたアブラムシ、いやアブラムシn…地球の食物連鎖って本当に神秘的ですね」
 
自分で着ようか最後まで迷ったんですが、まあまた手に入るかもしれませんし一人娘を嫁にやるおやじのごとく泣く泣くの出品。
イエーガーマイスター(洋物リキュール)関係、ミリもの、ゾンビもの好きにはとてもよいのではないでしょうか。
 
詳しい詳細情報は以下のリンクから。
 

売り切れ御礼 ~古着を通して世界を知る~ 旧ユーゴ産 1984年サラエボ五輪 マスコット刺繍入り フードジャケット

どうも、古着を通して世界を知る。啓蒙的古着の取扱店DANKEMANです。


日本じゃ令和がらみで10連休だったそうですが、皆様どのように時を過ごされましたでしょうか。
 
こういう連休時でも、平然とパチンコホールに行き死んだ魚のような目をしてパチンコを打つ人をチラチラ見たり、連休にも関わらず働いている店員さんたちの心境などを想像するの、好きです。とか言う私もパチンコにいってるんで大同小異。
まあ今回の連休は日本にはいられませんでしたのでそれは出来ませんでしたけども。
 
さあ、というわけで今回紹介するのは令和とかゴールデンウィークとか全く関係のない一品。
 

ユーゴスラヴィア製のフードジャケット 1984サラエボ冬季五輪のマスコットの刺繍入り、でございます。

 
このくらいの距離で見ると、もう着る服とかどうでもよくなったじいさん、とかがヘビロテで着ていそうな感じがします。季節感のあまり感じられないカラーリング。どっちかって言うと秋寄りでしょうか。と、まあそんなことはどうでもよくて。

これが面白いのは、以下の2点。今はもう存在しない国であるユーゴスラヴィア、そして1984年のサラエボ冬季五輪のマスコットの刺繍が入っているところ。

私はユーゴスラヴィア世代ではなく、当然ユーゴを代表する政治家チトーについては教科書で読んだ程度。NATO空爆とかもそこまで覚えておりません。

空爆があったのはベオグラード(旧ユーゴの首都、現セルビア共和国の首都)で、オリンピックがあったのはサラエボ(現ボスニア・ヘルツェゴビナの首都)なので今となっては別の国ですが当時は同じユーゴでした。
 
そして、オリンピックのマスコットがこちら、ブチコ(Vučko、リンクウィキ)という名前らしいです。イラストこちら。これなら、オオカミなのだなと判別可能。いや、なかなか悪くない。共産圏の割りにポップさを出せるなんてやるじゃないの。
 
そして今回のジャケットのブチコの刺繍はこちら。
いやあ~いかがでしょうこの表現力のなさ。ファミコンのキャラっぽいドット絵的味わい。刺繍がへなちょこ過ぎ!ミシンがしょべぇんだよ!
…しかしお前、よく35年生き延びたもんだな。おおかた、買ってあんまり使わなくなってたんすで眠ってたりしたんでしょう。キャラモノの服ってその後着ないこと、けっこうありますもんね。
 
この邪気のないオオカミ、まあ平和の祭典のオリンピックのマスコットに邪気は無用ですが、こいつはその後のブラッディなユーゴ解体までの一連の流れを想像していただろうか…してねえだろうなあ…。
 
それまで同じユーゴスラヴィア国民としてやっていたのに、宗教、民族、言語、等々いろんなわけ方で人々を分断、殺し合いにまで駆り立ててしまったというわけで、本当に気の毒です。日本人にはもはや複雑すぎてピンとこないっていうのが正直なところ。
 
サラエボ五輪跡地は割と廃墟と化してしまい(カラパイアさん関連記事リンク)、敷地を墓地として使っている画はかなり有名ですね。
 
ブチコがなぜポーランドのそんなに大きくもない街まで流れ着いたのか、詳細は全く不明ですが、このあともこいつを可愛がってくれる方、ぜひ大事にしてやってください。
 
ちなみに、刺繍だけじゃなくて生地もわりとへなちょこペラペラなので洗濯、アイロン等していません。
 
詳しい情報はBASE商品ページにてご確認くださいませ。
 

~企業物古着を通して世界を知る~ イラク タージキャンプ 消防/救急隊 ロゴ入りパーカー 黒 XL

イラク。今は亡きサダム・フセインが牛耳っていた国であり、近年、特にイラク戦争後は、治安悪化による耳障りの良くないニュースばかりが入ってくるようになってしまった国。そんな国イラクにまつわるパーカー。

 
DANKEMANのトップには「ヨーロッパからのレアモノ古着」などという看板を掲げてはいますが、まあ古着屋を何度も渉猟してますと、ほんとにどこから流れてきたんだよこれ、というものにも出会うことがあります。で、これがその一つ。
 
勉強になる古着。啓蒙的古着、とでも申しましょうか、わけ分からないけどわけ分からないが故に興味が出てきて、結果知識が増える、という古着をどんどん紹介していきたいと思っております。
 
(表、胸のプリント)
 
私が主戦場としている古着屋は、住んでる街とよく訪れる街にあるところ全部合わせて20件くらいでしょうか、大体西ヨーロッパ、北欧からの古着からの古着がほとんどです。
 
Tシャツにプリントされている組織やURLのトップレベルドメイン、そしてブランドからも大体国は特定できます。ここは北欧系、UK系、ドイツ系、といった具合で。
 
回転が悪い店の場合、売れ残りとかでけっこう混ざっているときがあるのですが、それでも各店によって傾向があります。仕入先によって調達地も色々あるのでしょう。
 
品物の回転が悪い店ってのは、大体店員がスマホをいじっている or ずっと電話してて、もっと悪いときは知り合い(客ではない)とエンドレスでだべっている店。そんで陳列とかもめちゃくちゃ。まあ、そういうとこにもけっこう面白いものがあったりするので侮れないわけですが。
 
日本のちょっと高価格帯の服屋などははいって2分くらいで店員が寄ってきて色々言ってきてウザくて、ほっとけよ、と思うんですがまあ彼らはそれが仕事ですからね。
 
そういう感じからすると、私なぞは1000%こっちでは外人ですし、天賦の非社交的なオーラを発してますんで話しかけてくる人はほとんどいなくて気楽で良いです。店員さんは金を払うときにレジにいてくれりゃいいですよね。
 
こちら(ポーランド)の古着屋ってのは、日本と違って中年女性が主な購買層で、子供服なんかもけっこう売ってます。区画の割合としては、女性もの6:男もの2~3:こども服1~2ってところです。っていうか、こんな情報誰が喜ぶんでしょうか。
 
と、そんな感じの古着屋たちですが、イラクのものってのは非常に珍しく、ほとんどお目にかかれません。おそらく、イギリスがイラク戦争の際派兵したときの関係で、いろいろあって流れてきたのではないかと推測されます。
 
BASEってのは私の勝手なイメージですが、「お肌にやさしいリネン素材のタンクトップ」とか、「お部屋に自然でハイセンスなアクセント、アロエ鉢植え」みたいなものが人気が出そうな感じの雰囲気でやってらっしゃいますので、イラクからの古着、なんて扱ってるのはまあうちくらいなものではないでしょうか。これじゃーフォロー数なんて増えるわけがありませんなあ。レアモノだからって、こんな不穏なレアモノはBASEで働く皆様のお眼鏡に適うはずはありません。
 
(裏側のプリント)
タージってのは、イラクの首都バグダッドから北へ30キロ弱に位置する、まあ簡単に言うとアメリカ軍の軍事拠点ですね。
 
一つ目の写真、表のロゴですが、”PROTECTING THOSE WHO PROTECTING US” とあり、我々を護る者たちを護る、といったような意味ですね。護るってのは当然、ミサイルやら敵の攻撃からで、軍備を狙った爆撃は当然起こり得ます。そんな時、これを着た人たちが颯爽と登場し、事態の沈静化にあたる。
 
そう考えますと、こんな普通のパーカーなんかではなく耐火性の特殊装備とかも持っているんじゃないかと推測しますが、一応普段着でも見分けられるようにパーカーを作ったのでしょうか。裏面のプリントの大きさは明らかに視認性を高めるためなので、納得できます。
 
イラクからはるばるヨーロッパへ、そしてまた、何度目の海をこいつは越えるのか。なんだか、さわやかな感情がわきあがってきます。
 
(裏面全体像はこんな感じです)
 
購入をお考えの方は、おそらく日本国内では起こらないとは思うのですが、着用時に救急隊と間違われないようにご注意ください。まあそのあたりは暗黙の了解という体で売りに出してますし、これを買ってしまう人はそんな瑣末な、些細な、宇宙の塵芥のごとくちっぽけなことはお気になさらないであろうと信じております。
 
イラクものは今まで6,7年程度に渡る古着屋探索で、結局この一件しか発見できていません。そんなレアな雰囲気を漂わせるこのパーカー、詳細につきましては下のリンクからBASE商品ページにてご確認くださいませ。
 

~企業物古着を通して世界を知る~ 世界水泳 1978年ベルリン大会 arena Tシャツ L

1978年、当時東ドイツのベルリンで、第三回世界水泳選手権が開催されていました。

 
縁のある人以外にとってはまさに、あっそうですか、で終わりそうな情報。
世界水泳って単語も久々に見たという方のほうが多数派なのではないでしょうか。
 
なんでしょうね、やっぱオリンピック以外の単独競技の世界大会って、かなりの人気がないと見たり聞いたりしないものですね。
サッカーなんてピンでもうオリンピック並みの盛り上がりなので、やはり別格ということを認めざるを得ません。
 
つい先日私の住む町でも、確かフェンシングの世界大会が行われていたようですが、世界大会っていってもほんとに関係ない人には関係ないんですよね。感情的には無風状態、無料でも見に行かないかもしれません、ルール知らないし。
フェンシングって西洋の剣道みたいなもん、って言ってだいたい間違ってないとおもいますけど、すこぶるかわいい選手とかいたとしてもお面で見えない。これがやっぱ一般の人気を得られない原因の一つにはなっているはずです。
 
さて、水泳ですが、私とて特に水泳にどっぷりってわけではなく、たまに暇があるときはプールで泳ぐ程度。
また、隣のレーンで中年、初老の方々が水中ウォーキングなんてしてるのを見て、俺もまだまだいける、と浅ましい優越感を獲得するための場所でもあります。
 
 
このTシャツはもうどこで見つけたか覚えていないのですが、熊がなんか可愛いからというだけの理由で買ってしまいました。確か投売りされていたと記憶しています。
 
78年ということで、40年以上前の品物ということになります。
状態を見るとデッドストックとかいう感じでもないんですがそこまで傷んでもいないんで、そこそこの保存状態にはあったと言えましょう。
パッと見の印象としては、レトロ。これに尽きます。40年ともなると、生まれたての赤ちゃんも加齢臭を帯びるようになるくらいの年月。時代から来るデザインの味ってのはいいもんです。
 
しかしながら、このカラーリングとフォルム。水泳業界のだいだらぼっちであるarena がどこまでデザインに関与していたのかは全くもって不明ですが、もうちょっと本腰を入れてデザインできなかったのか、と思わずにはいられない出来映えであります。
 
熊の手のロボっぽさ。右足の足首から下ってどうなってんの。タオルは違う色のほうがいいのでは。
 
まあ、東ドイツ社会主義陣営に属していたので、あんまり金がなくてTシャツのデザインなんてテキトーだったのかもしれません。
私はこの社会主義な感じのデザイン、大好物なのではありますが。
もうこの雰囲気は絶対現代では出せませんので貴重品です。
プリントだけしても、生地、タグとか全体の雰囲気はやはり再現性は非常に低いです。
 
ちなみに熊ってのは、開催地ベルリンのシンボルで実際に見ることも出来ます
あんな危険な動物をこんなデフォルメして、なおかつクビからタオルもかけてしまう。さすがゲルマン人です。
 
あとけっこうどうでもいいとこですが、タグがいい感じなのです。
 
 
ドイツ語なんでサイズ表示の上のところは何なのか不明ですが、タグの小ささ、斜めさ、サイズ表示のわからなさ(Lはいいとして4/5のところ不明)あたりが個人的にはツボです。
 
生地がけっこうテロテロなんでアイロンしなかったのですが、する場合は自己責任でよろしくお願いします。
 
詳しい情報はこちら商品ページでご確認ください。
 

売り切れ御礼 ~企業物古着を通して世界を知る~ ルフトハンザ航空 フライトトレーニング ポロシャツ

ルフトハンザ航空。
ドイツが誇るフラッグキャリアにして、空の一大帝国スターアライアンスの言いだしっぺ、また航空会社ランキングの常連である、優良企業。
 
顧客からの信頼度も高い。そして、航空券の価格もおおむね高い。
私は2,3回くらいしかお世話になっていないが、ドイツという国が醸し出す、「ちゃんとしている感」はびんびんでありました。
 
数十年の長きにわたって世界で獲得してきた信頼と実績。そんな評判の裏には、より「ちゃんとしている」組織があり、そして訓練があるのでありましょう。
 
 
このポロシャツは、ルフトハンザが持つ各地の飛行トレーニングセンターのいずれかで使われていたものと思われます。
売りに出るようなものとは考えにくいので、関係者が処分したのではないかと推測されます。
 
 
刺繍のイエローはルフトハンザお得意のカラーリング。会社ロゴの鳥もしっかり入ってルフトハンザ感は◎。
そして、パイロットなどではなくトレーニング中というニュアンスが、一般人が着用しても問題ない雰囲気を出しており、使いやすい品になっております。
 
サイズ等詳細は商品ページにてご確認ください。
 

売り切れ ありがとうございます ~企業物古着を通して世界を知る~ DHL 両面ロゴプリント 作業着 ポロシャツ 長袖

~企業モノ古着を通して世界を知る~ DHL 両面ロゴプリント 作業着 ポロシャツ 長袖

DHL。それは世界最大の物流会社である。

日本だとクロネコヤマトとか佐川とか、物流会社は国内の会社が幅を利かせていますが、令和が迫っている現在、目を向けるべきは世界。宇宙船地球号の視点。

DHLは日本にもちらほら拠点はありますが、ヨーロッパではもう毎日のように車やスタッフが見られ、とても身近な存在。このドギツいカラーリングはやはり目を引きます。基本は黄色地に赤。

まあ世界最大ともなると従業員も多数になりまして、作業着を発注先にとってはDHLはぶっといお客さんで、ある意味超量産型の商品かもしれません。

前の生地でも言及したのですが、やはりこの佇まいはアパレル業界に目をつけられ、DHLのろごがあしらわれた衣類が法外な価格で一部取引されている模様ですが、DANKEMANは良心価格にて販売しております。

パッと見わかるとおり、モロな作業着風シルエット。しかしあなたならさらりと着こなせると信じてます。

しかしよく見るとタグがオリジナルになっていたり(内タグも)と、こだわりに関心。

サイズ表示はMですが、日本規格ですとL以上に相当します。詳しくは商品ページにてご確認を。オススメ。

~企業物古着を通して世界を知る~ ポーランド郵便 配達スタッフジャケット 紺

~企業モノ古着を通して世界を知る~

 
ポーランド郵便(POCZTA POLSKA) 配達スタッフジャケット
 
ヨーロッパでは郵便局のシンボルといえばラッパ。各国デザインは色々です
 
最近ポーランド郵便ではロゴ改正がありまして、ラッパをぐっとデフォルメしたものになったんですが、これだとラッパだって言われないと分からない感じ。まあ文字で分かりますけどね。曲線を多用したことにより、最近っぽさみたいなのは出てるかもしれません。
 
 
 
 
 
今回DANKEMANが仕入れましたのは、旧ロゴ、というかまだこのロゴの服着て配達してる人たちはその辺うろついているんですけども、一応旧ロゴのものです。
 
 
 
個人的にはこっちのラッパのほうがフォルムがいいと思ってしまいます。ラッパ感、が強いのが良し。シンプル、必要最低限。これぞ作業着のロゴ。
 
鉄道モノとならんで、郵便モノは作業着としてはまさに王道ライン。作業着フリークとしては見逃すことはできません。
 
では全体の雰囲気を確認。
 
欧米圏の服なんでやっぱ袖丈が長めになってますが、うまいこと羽織っていだだければ。
 
かなり肉厚の生地で、着るとずっしりとした重みを感じます。かといって暖かいというわけでもなく、防水性に優れているというわけでもありません。軽くて暖かくて防水で、という服をお探しの方は、最寄のワークマンとかへGO。
 
使用感はほとんどないので、使っていくうちにご自身の肌になじんでくるはずです。
 
日本サイズではLLくらいに該当します。まあずんぐりむっくりな可愛さがありますんで、ゆったり着て違和感ないと思います。
 
詳しい情報はこちら商品ページでご確認ください。